2024/06/04 09:13


生まれつきラムネのビー玉くらい

大きなポリープが喉にあって、よく苦しそうにしていた。手術を決めるまでにとても時間がかかった。不安が沢山あって。友達も漢方や自然治療を調べてくれた。でも決めたきっかけは中医学の先生に娘の性質を見てもららい、ようやく喉に向きあおうと決めた


初めての手術の日

前日に入院してご機嫌だった娘も緊張しはじめ

事前に手術の希望をきいてくれたのでなるべくトラウマや恐怖を残さないようにお願いをした。


⚫︎怖がらせない。

⚫︎担当のオペの先生と顔を見て事情を話して納得して信頼関係を築く

⚫︎眠るまで私が付き添う 

⚫︎目覚めてすぐ私がいること

⚫︎彼女の安心する音楽をかける


約束してたのも束の間

音楽は選べない。目が覚めてしばらくしてから呼びますなど色々変わったけど仕方ない。

娘と手術室に入り麻酔の入ったマスクを吸うように指示され 抱っこしながら吸わせるも、恐怖と匂いと手術の人達が怖くて泣きながら暴れ出し

手術をやめますか?と言われ、20分後、もう こちらが対応するのでと言われ 無理矢理麻酔を吸わされ10秒位で眠り、私は病室で待っていた。

コーヒーを淹れようとしたとき手が震えてこぼしてしまって看護師さんが来てくれて、

「お母さん心配だよね?」と言葉をかけて背中をポンポンたたいてくれたら

すごく不安だったのと孤独感があったので

心が開いた。 看護師さんの優しさに触れて

あとは治っていくだけだと強く気持ちを切り替えられた。


娘が手術が終わり目を覚ましたと連絡が入り

走っていくと


大泣きと血を吐いてのたうち回る姿をみて 足がすくんでしまった。 そして声も出なくなっていて


新生児の時以来24時間ベッドで座り抱っこして

二日間は氷だけを食べ、お粥は最後まで食べれず

アイスクリームを食べていた。声は出すと痛いので

人魚姫のパジャマやドレスを着て 絵本を何度も読み

お絵描きなどをして、声の出ない人魚姫(アリエル)ごっこをしとゆっくり過ごした。


話せない姿を見て、知らない患者さんに"こんな小さいのに可愛そうな子"とよく言われて ちょっとその言葉のエネルギーはあまり身体に入れたくないなって。聞かないようにした。


後で聞くと辛かったけどお母さんの私とずっといれて独り占めできて嬉しかったって。


携帯もSNSを触るのも辞めて、寄り添っていたら

自分がいま一番向き合うのは子供達なんだなって気づいて改めて携帯を開くと前とは全く違う感覚で

本当に必要なものは目で見える現実なんだなって。


いま向き合える自分の前にいる人達を大切に

エネルギーを注ぐのが自然だね。

決めたら現実が動くから。あとは進むだけ

娘と沢山魂のお話もした。赤ちゃんのお話

おばあちゃんのお話 痛いこと 死ぬこと


会う人には会うし 

必要なものは現れる。探さなくていいねって

私達よく話す言葉。

大切なものはちゃんとあるの。