少し前の娘の入院のときに生垣に生えていて

寄り添ってくれた榊。

柃(姫榊): flower messege

"治癒" "神を尊ぶ"

入院の前日に近くの神社でお祈りをしました。

自然の中にいくと不安が溶けだし

娘の病気のこと、母親の私がもっとケアしてあげればよかったのかな…。など響き渡る不安やモヤモヤを

スッと吹き飛ばしてくれたら杉の木を鳴らす風の音が聞こた。

"必要なことしか起こらない"

起こることを　受け入れる。

検査の時も　病院に対しても私はまだ

受け入れていなかったのね。

入院の日の朝、離婚していた元旦那さんが

遠くから見送りにきてくれて、

そこから長男とパパの生活が始まる。

私達は病院に入り手続きをした。

これで私達は"患者さん"としての日々が始まる

無機質だと思っていた病院で

垣根の柃が今こそ

"生"に向き合おうって後押しをしてくれた。

森　神社　病院の垣根　様々な場所で

本質へと高く繋げてくれる植物は世界の見え方が澄み渡り別世界へと連れていってくれた。

ここは私が生まれた病院でもあり

同じ雪が降る2月に生まれた。娘とも

産後以来初めて娘と四六時中一緒に過ごす日々

何も無いと思っていた無機質な病院で見つけた

看護婦さんが折ってくれた壁に可愛い動物や昔話の折り紙。絆創膏や点滴を止めるシールに

可愛い絵を描いてくれたり　

他の患者さんも時間が経つと心を許して

話しかけてくれるのがわかる。自分の掛けていた色メガネがわかった。生まれた時は真っ白だった私の目はいつのまにか厚い色付きメガネに覆われてしまっていたんだね。

毎日が澄んでくると

彼女の本質と向き合う、絵を描いて対話する時間の中で、彼女の喉に蓄積していたものが分かった。

病院の庭の植木に名前プレートがあって

"姫榊(柃)"と表示されていて

•柃(さかき)という字と

•怜(れい・本名)って似てるなと

思ったら怜の本当の意味は

「心が澄んでいる様子」なんだそう

中国語で怜って描くとき　"可怜"(可哀想)って意味だったり、"レイ"って冷たいような宇宙人ぽい名前だなあって思っていたから柃(姫榊)が教えてくれた。お誕生日の近い日の自分の名前の本当の意味。